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ブログで「今日は○○でオークションでした・・・。」とかお伝えしていますがきっとみなさん「オークション会場とはいったいどんなところなんだ?」と思っていませんか?また「愛車お探しサービス」に登録頂いた方やこれから登録しようと考えている方もどんな仕組みで自分が頼んだ車が落札されるのかいまいちイメージが沸かないのではないでしょうか。と言うことでオークション会場から注意されない範囲で写真を撮って参りました(このレベルでも駄目かもしれませんが・・・)ので写真を元に簡単にご説明致します。
オークション会場は全国に沢山あります。基本的には関東を中心に回っていますが予約を頂いた車が地方にある場合は地方にも飛びます。これはオークション会場の入口です。
まず会場に到着したら出欠確認をします。専用の会員カードを青い機械の右側のスロットに入れると正式にエントリーされます。これでセリに参加することが出来ます。エントリーすると左側の取り出し口から食券が出てきます。朝食、昼食共に無料です。
エントリーが済んだら席取です。写真は夕方に撮ったので空いていますが午後2時〜6時頃は席の奪い合いです。
席を確保したら(確保できなくても)先程受け取った食券を握りしめて食堂に向かいます。大学の食堂の様な感じです。厨房のおばちゃんの笑顔が心を和ませてくれます。もちろん中には怖いおばちゃんもいますが・・・。
これがいつもの朝食です。会場によってこれに納豆が付いたりします。昼食のメニューはバリエーション豊かで海外の方でも食べられる(宗教上の制約で)メニューがきちんと準備されています。写真を撮り忘れましたが礼拝室がきちんと完備されています。尚今までで一番おいしかったのは仙台の海鮮丼です。お米が美味しいからでしょうか?
朝食が済んだら早速下見です。写真でわかるとおり物凄い数の車が集まっています。この日は約15,000台です。余りにも広いので、構内循環バスが走っています。中には折りたたみ自転車持参で来ている人も居ます。私の基本は徒歩です。理由はオーラを発している車を見逃さない為です。勿論事前に出品されている車両をチェックして来ていますが見落としもあるので徒歩を重視しています。予約注文を頂いている車両の場合はここから直接現車を前に携帯でお客様に電話をして状態の説明をしています。見た瞬間に駄目だと思ったらその事を正直にお話してお客様には見送って頂いております。この瞬間も辛いです。
高年式高級車は施錠されている為鍵を管理している小屋の近くにいます。この写真の周辺は高級車軍団です。
更にその上を行く車達はご覧の様に屋根付きの場所で保管されています。ズームして見るとガヤルドとテスタロッサでした。こんな車達は決して珍しくありません。お探しの方は是非一度お問合せください。
下見が終わるといよいよオークションですが15,000台も出品されているので狙っている車の順番が来るまで数時間待つこともあります。(待ち時間の過ごし方は過去のブログをご覧下さい。)何時間も待っても勝負は僅か10秒足らずで終わってしまいます。一台のセリの始まりから終わりまでを画面とPOSスイッチの写真で説明します。

1.画面にはA,B二つのレーンが表示されます。(多いところでは6レーンありますが2レーンしかセリに参加できません。)

2.セリ進行役のお姉さんの「Aレーンスタート」または「Bレーンスタート」という合図でセリが始まります。

3.その車が欲しい場合はAレーンはオレンジボタン、Bレーンは赤ボタンで応札します。国産車は一押し3千円、輸入車は5千円です。スタート価格は「うりきり価格」(=最低落札価格)ではないので、出品者が手放しても良い価格に達しなければどんなに応札しても落札はできません。ほとんどの場合「うりきり」(もう手放します)というランプが点いてからじりじりと競り上がる事が多く、どれだけその車が欲しいかという情熱とお客様と契約した上限予算によって勝敗が決まります。ですので数万円でめったに出会えない車を逃す事もあります。見事落札すると落札したことを伝えるブザーが鳴ります。「確かに私が落札しました」という意思表示の為に確認ボタン(四角い赤いボタン)を押すとブザーは止まります。これで一台のセリが終わります。所要時間は約8〜10秒です。

ところで出品者はどこで「うりきり」ランプを点ける指示を出しているかというと、会場内の価格調整室というところでしているのです。どのくらいの人が応札しているのか確認しながら「引き際」を見極めているのです。これが駆引きです。

最低落札価格に達しなったかった場合「流札」となり、誰にも落札されずに終わります。でもその車がどうしても欲しいという場合はいくらなら手放してくれるのか商談することが出来ます。予想外に低い価格で手放してくれる場合もありますがその逆で呆れて何も言えない価格を提示してくる場合もあります。私が現地からお客様に「商談で落札しようと思いますがいくらまでなら良いでしょうか?」という電話をお受けになりましたらこう言う状況なのだとご理解いただければと思います。商談でも駄目なら潔く諦めるしかありません。
オークション当日は長丁場になるのでカフェがあったりなんと有料マッサージ室まで完備されていたりします。
以上簡単ではありますが中古車オークションのイメージを少しでも掴んで頂けたら幸いです。